日々読書メモ

大学で受けた授業をきっかけに太宰治を好きになりました。最近はもっぱら太宰です。自分が読んだ本の紹介(ネタバレ有)、感想、考察等書いてます。もちろん太宰以外でも書きますよ(^^)京都が好きなのでそれについても書いてます。

NMB48 『太宰治を読んだか?』

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この前YouTubeでなんとなく「太宰治」と検索してみたところ、NMB48さんの

 

太宰治を読んだか?

 

という曲を見つけました。

 

苦役列車」で前田敦子さんを見て、彼女のファンになりましたが、他のアイドルの方は申し訳ないですがあまり知りません。

 

ですからアイドルがこのような歌を歌っているとは思いませんでした。

とりあえず興味本位で聴いてみようと思い、聴いてみたのですが、

 

思っていた以上に良かったです。

 

とりあえず歌詞を載せときます↓


歌:NMB48 作詞:秋元康 作曲:杉森舞
風に向かって
ずっと歩き続けたんだ
どこにいるのかわからずに
何かに逆らいたかった

道は果てなく
僕は無我夢中だった
少しでも気を緩めると
心が吹き飛ばされた

人はなぜ生まれるのだろう?
いつか死んでしまうのに
つらい毎日の中で
生きる意味を知りたかった

太宰治を読んだか?と聞かれた
君と出会った日
正直に言えば
僕は読んでなかった
近くの本屋で何冊か買って
ファミレスに入った
縋(すが)るように
ページめくりながら自分探した

風はそれでも
何も変わらず吹いていた
スーパーの安売りのちらしが
ひらひら 振り回されてた

行けど夢など
何(なん)にも見つからなかった
夢なんか見てしまったら
挫折が怖くなるだけ

なぜか涙も出やしないよ
愛も枯れるもんなんだ
今日を淡々と生きて
考えないようにする

太宰治を読んだか?と聞かれた
君を友と呼ぼう
残念なことに
本に答えはなかった
“目から鱗が落ちた”というような
奇跡はないけど
ただ 人生とは何か?
語れる友ができた

太宰治を読んだか?と聞かれた
君と出会った日
正直に言えば
僕は読んでなかった
太宰治を読まなきゃだめだよ
必ず勧める
そこに
あの日と同じような僕がいるんだ

太宰治を読んだか?

 

 

この歌詞凄くないですか?

 

本当によく太宰治の作品が人にどんな衝撃を与えるか分かっている歌詞だと思います。

特に、

 

縋るようにページめくりながら自分探した

 

というところが印象的でした。

 

太宰治の作品を読むということは正にこのことで、人間の恥ずかしい部分を包み隠さず見せる彼の作品は自分の鏡となっているんですね。

だから感情移入しやすく、読みやすい。

 

それなのにその作品やキャラクター自体が太宰本人のようで、まるで彼と友達になったようにも感じる。

 

「こいつ本当に困ったやつだな」

「また何かやらかしたな!」

「本当は優しいのにね」

 

なんて言葉をかけたくなる。

 

太宰の作品から伝わるものをこの歌は見事に表現出来ているなと思います(また聴きたくなってきた…)。

 

とりあえず、太宰好きさんは1度聴いてみてください…!