日々読書メモ

大学で受けた授業をきっかけに太宰治を好きになりました。最近はもっぱら太宰です。自分が読んだ本の紹介(ネタバレ有)、感想、考察等書いてます。もちろん太宰以外でも書きますよ(^^)京都が好きなのでそれについても書いてます。

ユリ熊嵐個人的考察まとめ

ユリ熊嵐本当に大好きでもう何回観てるかわからないくらい観てるんですが今の時点で気づいてる考察をまとめてみました! あくまで個人の考察なのでその辺はご了承ください! 用語説明 スキ=誰かへの愛。 キス=誰かからの愛。→蜂蜜はキスを具現化したもの?…

「日本の絶景パレット100」を読んでみた

お久しぶりです(^^) 今日はいつもと違う系統のものを読みました! これは日本の絶景を集めたものなのですが、面白いのが 色ごとに日本の絶景を紹介している ということです。 私は綺麗な景色とか見るの好きで写真集とかよく見たりしてるんですが中々京都以外…

「挫折を経て、猫は丸くなった」

最近電子書籍で読んでいたので本屋で本を買う、ということがなかったのですが、これは久しぶりにタイトル見て衝動買いしたものです。 だってもうタイトルからワクワクしません? しかしこれ驚くべきことに、タイトルではなくある小説の書き出しなんです。 ど…

「愛と美について」を読んでみた

【注】ネタバレ有 電車に乗ってる間太宰の短い話読も〜と思って「愛と美について」を読みました。 五十頁弱くらいしかないんですぐ読めます。 兄妹、五人あって、みんなロマンスが好きだった。 という言葉から始まるこの物語。ある家族のなんでもない日常の…

「如是我聞」を読んでみた

今日は太宰治の「如是我聞」を読みました。 新聞に四ヶ月ほど掲載されていたものらしく、太宰のインタビュー(?)が百頁くらいで纏められたものです。 感想を一言で言うならば、 太宰、志賀直哉のこと嫌いすぎ。 です。 第一章は、所謂「老大家」について、あ…

「火の鳥」を読んでみた

太宰治の未完の作、「火の鳥」を読みました。 未完といえば以前の記事で「グッド・バイ」も書きましたね。 yonnsann.hatenablog.com この作品は「すごく危ない作品だな」と思いました。 これについてはまた後ほど詳しく書きます。 とりあえずこの話がどんな…

「夜にあやまってくれ」を読んでみた

悲しいと言ってしまえばそれまでの夜なら夜にあやまってくれ 今日蔦谷書店に行ったんですが、入口入ってすぐ、一番人目がつく場所にズラーッと 「夜にあやまってくれ」というタイトルが並んでいました。 そのインパクトあるタイトルに惹かれて手に取ってパラ…

子供に読ませたい名作絵本・児童書5選

私の家には大量の本があって全然収納スペースがなくて困っています(^^; しかしこの間、「いい加減片付けよう!」と思い本の整理をしました。 そしたら懐かしい絵本や児童書が沢山出てきたんです! 母も本好きで毎日読み聞かせをしてくれました。今でも覚えて…

「駆け込み訴え」を読んでみた

こんにちは(^^) 今回は太宰治「駆け込み訴え」について書きたいと思います。 この話、タイトル通りある男が駆け込みひたすら訴える話です。 では何を駆け込み訴えたのか? 申し上げます。申し上げます。旦那さま。あの人は、酷い。酷い。はい。厭な奴です。…

「畜犬談」を読んでみた

↑ウチの犬です 太宰治「畜犬談」を読みました。 電車に乗ってる間に読めました。 このお話は犬に対する 太宰の盛大なデレでした。 もう所々面白すぎてめっちゃ笑いながら読みました。 「お前は一体何を言っているんだ」って何度突っ込んだか…。 だってまず最…

「このワガママな僕たちを」「あの空は夏の中」

銀色夏生さんの「このワガママな僕たちを」という詩集を久しぶりに読みました。 なんで読み返そうかな〜と思ったかと言うと、本の山で腐海の森と化していた部屋を片付けたら出てきたというのが理由の一つです。 銀色夏生さんは母が好きで家に沢山詩集があり…

「彼は昔の彼ならず」をもう少し読み込んでみた

「彼は昔の彼ならず」もう一回読み返しました〜。 これホント面白いから何回でも読み返せる…。 この作品は結構前に記事書いてるのでここではもう一回読んで気になったとこを書こうと思います。 前の記事↓ yonnsann.hatenablog.com まず読んでて改めて良いな…

「ユリ熊嵐」の謎が解けた!

いきなりなんですがいてもたってもいられず取り敢えず書き留めようと思って今書いてます…。 私は「ユリ熊嵐」という作品がめちゃくちゃ好きなんですが、この作品幾原邦彦監督が作るだけあってとても深い話で難しくて未だに謎な部分が多かったんですね。 「ユ…

「美少女」を読んでみた

今日は太宰治の「美少女」の感想を書きたいと思います! これもめっちゃ短いお話です。 最近短い話続きですね…。 さっと読めるから楽なんです…。 この「美少女」のあらすじは… 私と家内が温泉にでかけたとき、ひと組の老夫婦と、一人の美少女に出会う。私は…

「恥」を読んでみた

はい、久しぶりの更新です。 今回は太宰治の「恥」を読みました。 この話めっちゃ短かったのですぐに読めました〜。 しかも面白かった…。 これどんな話かというと、まず、「パンドラの匣」みたいに友人に宛てた手紙で話が成り立っています。 「パンドラの匣…

「猿面冠者」を読んでみた

こんにちは。 太宰治の「猿面冠者」読みました。 正直言って、 この話、難しかったです。 まず何が難しいって、書き手を探るのが難しい。 始めに、 どんな小説を読ませても、はじめの二三行をはしり読みしたばかりで、もうその小説の楽屋裏を見抜いてしまっ…

「葉」を読んでみた

撰ばれてあることの 恍惚と不安と二つわれにあり ヴェルレーヌの詩から始まるこの「葉」という作品は、とても短い物語が葉となって集まり構成されています。 何故太宰はヴェルレーヌのこの詩を抜粋したのでしょうか。 色々説はあると思いますが、私は文学の…

NMB48 『太宰治を読んだか?』

この前YouTubeでなんとなく「太宰治」と検索してみたところ、NMB48さんの 太宰治を読んだか? という曲を見つけました。 「苦役列車」で前田敦子さんを見て、彼女のファンになりましたが、他のアイドルの方は申し訳ないですがあまり知りません。 ですからア…

「郷愁の太宰治」を読んでみた

お久しぶりの更新です! やっとお盆入ったので溜まってた分更新していきたいと思います(^^) この前友達と京都下鴨神社の古本祭りに行ってきたのですが、そこで別所直樹の 「郷愁の太宰治」 を発見しました。 「別所さんは詩人で太宰さんを大変師事していたら…

「パンドラの匣」を読んでみた

「パンドラの匣」は高校2年生の時になんとなく本屋で手に取って冒頭だけ立ち読みした覚えがあります。その時は「ふーん、太宰治ってこんな感じのも書くねんなぁ」って思ったんですが、時を越えて(言っても3年くらいの話ですが…)改めてちゃんと読みました。 …

「グッド・バイ」を読んでみた

太宰治の遺作、 「グッド・バイ」 読みました。 めっちゃ今風で読みやすいし面白かったです。 だが!!!!なぜ!!!!こんな中途半端なとこで死んだ!!!!続き気になってしゃーないやろ!!!! 本当にこの作品今まで読んだ太宰作品の中で一番今風でギャグ要素強かったで…

「富嶽百景」を読んでみた

「富嶽百景」読みました。短くてテンポよく読めたので良かったです。 題名のとおり富士山のことについて太宰が色々綴ってるものなんですがディスったり褒めたりしてめっちゃ上から目線で、「お前は一体どこの立場の人間なんや」って突っ込みたくなりました(…

「津軽」を読んでみた

「津軽」読み終わりました〜!ちょっと時間かかったかな…。 内容は生まれ育った故郷である津軽について執筆するため津軽に帰ったときの話です。太宰の友人や家族、そして育ての親であるたけとの交流が描かれており、太宰の顔が見えた気がしました。 まず最初…

「女生徒」を読んでみた

今日は「女生徒」について書きます。 これも人気作品の一つですね〜。 読み終えた感想としては、「この子澄ましてるな〜」って感じでした。 タイトルにもあるように主役は語り手でもある「女生徒」です。 この子なんですがなんていうか、ちょっと澄ました口…

「東京八景」を読んでみた

こんばんわ〜。昨日はちょっと忙しかったので更新できませんでした(--;) 今日はですね、「東京八景」の感想を書こうと思うのですが、この作品は「おぉ…」って感じたとこが多かったし私が好きなタイプの話でした。 一つずつ紹介しますね。 一つめは「三十男」…

「東京百景」を読んでみた

今日は又吉直樹さんの「東京百景」を読み終えたので感想書きたいと思います! 私実は「東京百景」が初めての又吉さんの本なんですよね。まだ「火花」読めてないんです…。 だからどんな文章書く人かわからなかったんですけどめっちゃ面白かったです! 短編集…

「美男子と煙草」を読んでみた

今日は「美男子と煙草」の感想です。 タイトルに惹かれて読みました〜。響きがなんかええやん…。 これもめっちゃ短かったです。そんでなんかタイトルから勝手になんかえっちな感じなやつなんかな〜って想像してたら全然そんなことなくて完全にギャグでしたね…

「ヴィヨンの妻」を読んでみた

はい、今日は太宰治の 「ヴィヨンの妻」 です。 これ思ったよりも凄い短くて面白かった〜(^^)すぐに読めました。 内容はもう太宰お得意のだめだめな旦那(しかも作家)を持つ妻の話なんですが、印象的だったのはこんっなに駄目な旦那なのにこの人なんか明るな…

「彼は昔の彼ならず」を読んでみた

今日も太宰です。つか「太宰治全集1」を一気に読んじゃったんでしばらく太宰です。 「彼は昔の彼ならず」は「太宰治全集1」に収録されている短編ですが、これは非常に私のタイプのキャラが出てきます。 一応話の流れをおおまかに説明すると、 語り手である大…

「斜陽」を読んでみた

「斜陽」は「人間失格」の後に読んだんですが、なんかめっちゃ切なかったです。 最初は主人公のかず子がめっちゃお母さん好きみたいな話に思ってたんですが、最後まで読むと 「光」の象徴である母と暗鬱とした「闇」の象徴である弟の直治との間に立つかず子…